モンキー的映画のススメ

モンキー的映画のススメ

主に新作映画について個人の感想、意見を述べた文才のない男の自己満ブログ

映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」感想 評価 レビュー

スター・ウォーズ フォースの覚醒

f:id:monkey1119:20200919133247j:plain

ついに、ついに、ついに!!

ついにこの日がやってきたんですねーっ!!

今年の元旦からガンガンTVで予告を流し、ソロチューイのコンビがまた見られる日が来るなんて!と興奮したまま早くも12月のこの日を迎えることとなりました。

いつもは、ケチってよほどのもので無い限り2Dで見てきましたが、これに関しては久々のIMAX3Dで鑑賞するために先月中に座席は押さえました。

それでも、いざ公開日前日座席予約をみると○や◎の欄が多くビックリ。

あれ?そんなに盛り上がってねぇのか??

それでも、公開日当日はさすがに埋まってましたね。2日連続で行こうかと思いましたが断念しました。

というわけで、初日じゃないけど見に行ってきましたよ!!

 

 

 

 

 

スター・ウォーズってどんな話よ??

はぁ?今更そんな野暮なこと聞かないでおくんなさいな。

簡単にいえば、

遠い昔、はるか彼方の銀河系で、(これ、お決まりね!)帝国軍て悪い軍団とそれを阻止する反乱軍の銀河大戦がありましたって話です。

その中で、帝国軍のダースベイダーと反乱軍のルークスカイウォーカーとの親子の戦いであるよって話がエピソード4~6になります。

で、最近までやってたエピソード1~3てのが、そのアナキン・スカイウォーカーって男がダースベイダーになっていくまでを描いたお話で、

要するに全体を通して言うと、いい子だったアナキンが不良になり、親から貰った名前を捨てて組の幹部になり銀河系を征服しようとしていたところを、生き別れた息子とばったり再会、敵同士になるも、最後は親父っぽいことして最期を迎えた

それが、すたーうぉーず!!!

でございやす。ざっくり説明でごめんなさい。端折って端折って端折ったらこんな感じになりました。一応エピソード1~6ってありますが、作られた順は4,5,6,1,2,3て順番になります。 で、6の続きとなるのがこのフォースの覚醒となるんですねぇ~。

 

 

 

登場人物

今回は公開まで内容が公開されておらず、わかっているのはエピソード6のエンドアの戦いから30年後の話となっており、新たなる敵が登場するとのこと。

まずは、おなじみのメンバーから。

ハン・ソロを演じるハリソン・フォード

 

元々はミレニアム・ファルコン号に相棒のチューバッカと乗りながら密輸業者として仕事をしていたが、ルークたちがパイロットを探していたことがきっかけで出会い、帝国軍と戦う反乱軍の一員となります。やがて、反乱軍のリーダー、レイア姫と恋に落ちるところまで描かれてます。

 

最近自家用機で事故ってしまった彼ですが、ファルコン号だったらありえないねってジョークかましてましたねww

実は、この事故のせいで撮影が遅れてしまったようなのですが、延期してまで彼が必要だったということは、よほど重要な位置に今回もいることになるんでしょうか。 

 

そして、レイア・オーガナ演じるキャリー・フィッシャー。

 

ダース・ベイダーとなったアナキン・スカイウォーカーの娘であり、ルーク・スカイウォーカーの双子の妹。

オルデランの王室の養女として育てられ、ルークやソロと共に反乱軍のリーダーとして帝国軍と戦っていた。

王女だけあって品格はあるものの、おてんばで気の強い一面も。

今作に登場するとは思いもしませんでしたが、どんな形で、そして、ソロとはその後どうなったのか気になるところであります。

噂では、相変わらずレジスタンスの将軍として新たなる敵と戦っているという状況だそうです。果たして真相は・・・。

 

で、肝心のエピソード4~6の主人公、ルーク・スカイウォーカー演じるマーク・ハミル。

 

 エピソード4~6の主人公。妹レイアと共にジェダイの血を引くフォースの使い手であり、帝国軍の宿敵ダースベイダーは彼の父。右手は、父ダースベイダーとの戦いによる負傷で義手になってます。

現在の予告編、ポスターなどに一切出ていないことが、謎として話題になってました。

そして、この意味深な画像・・・。

もしや暗黒面に落ちてしまったのでは・・・?

真相やいかに。

 

俳優のマーク・ハミル自体ぜんぜん見てませんでしたが、今年久々にキングスマンで拝見できましたね。

 

 

www.monkey1119.com

 

 

 

そして、チューバッカC-3POR2-D2も同じ役者で登場するので楽しみですね。

 

 

で、ここからはもっと謎に包まれている新キャラたちの紹介です。

まずは今作の主人公といわれている女性、レイ演じるデイジー・リドリー

 

現在予告でわかっているのは、ルークが育った惑星タトゥイーンのような砂漠の星、惑星ジャクーにてで廃品回収のようなことで生計を立て、家族を待っている中、戦いに巻き込まれてる模様。

フィンとの出会いもおそらくファルコン号の中で自己紹介しあっているので今後、ソロたちと共に行動するのではないかと思われます。

 

デイジー・リドリーの経歴はというと、イギリスの女優さんで、なんとこれがハリウッドデビュー作。

ぱっと見ですが、ガッキーとNMBの山本彩を足して2で割ったような顔に見えるか。

まぁ、3部作全てに出演するだろうからエピソード9くらいにはだいぶキャリアも積んでいることでしょう。今後に期待ですね。

 

 

そして、もう一人の黒人男性フィンを演じるジョン・ボイエガ

 

彼も予告編でわかっているのは、トルーパー兵を脱走し、戦いに対して葛藤している様子が伺えます。で、レイと出会い、ファルコン号に乗り込んでいるのがわかります。そして、画像でもわかるとおり、アナキンやルークが持っていた青いライトセイバーを持ち、カイロ・レンと名乗る敵と対決してる姿もみられます。

果たして、元帝国軍なのか、はたまたフォースをもったモノなのか、そして、レイと彼だけ苗字が無いのは何故なのか?

謎が多すぎるぞっ!J.J.エイブラムス!!

 

ジョン・ボイエガといえばアタック・ザ・ブロックという作品が代表的です。

 

 ちゅーぼーやら高校生からなるストリートギャングたちが、自分たちの住むマンションに突如飛来した未知の生物たちと戦うというもの。

B級感たっぷりにしてイギリスの低所得者たちから成る犯罪と暴力といった社会問題を風刺したSFアクション映画です。

ギャグっぽいプロットですが、けっこう真面目な仕上がりになってます。

 

 

そして、今作のダースベイダー的立ち位置にいらっしゃるであろうお方が、カイロ・レンと名乗る仮面の男。演じるのはアダム・ドライバー

 

そうです、予告編の中でまさかの十字に光る赤いライトセイバーを持ってるのはこいつです。

こいつが何に属して主人公たちとどう絡んでくるのか、ボロボロのダースベイダーを見つめ何を思うのか。やはり彼の意思を継ごうとするんでしょうか。

 

アダムは他の主要キャストと比べてキャリアはある方で、J・エドガーリンカーンインサイド・ルーウイン・デイヴィスといった作品を作った大監督たちと仕事をし、今作に至る形となった模様です。

 

 

J・エドガーは覚えが無いですが、インサイド・ルーウイン・デイヴィスでは確かにいました。低音域の声を生かしたバックコーラスをしていたのが彼ですね、おそらく。そこで知り合ったルーウィンは彼の家で寝泊りするんですよ、確か。

すいませんこれ大好きなんでつい勢いで。

んなこといったらその主役も今回主要キャストだいっ!!

 

それがこちら、パイロットの様な格好の男性ポー・ダメロンを演じるのがオスカー・アイザック

 

おそらく反乱軍のパイロットなんでしょう。フィンの肩を叩いてエールを送る姿と、戦闘機に乗って戦うシーンが予告編では確認できます。

ちゃっかり新しいドロイド、BB-8も彼の戦闘機に搭乗してましたね。彼の所有物なのか?

彼とどう繋がってくるのか、どんな活躍をするのか楽しみですね。

 

私の大好きなアイザックがこんな大役をつかむなんて!!めちゃくちゃ嬉しいことです。

上記にも書いたインサイド~、それからドライヴ、そして今年はアメリカン・ドリーマーといういぶし銀な彼を堪能することが出来ました。

よろしければこちらもどうぞ。

 

www.monkey1119.com

 

 

 

 

 

他にも、謎の女海賊マズ・カナタ役にそれでも夜は明けるでアカデミー賞を獲得したルピタ・ニョンゴ

銀色に輝くストームトルーパー、キャプテン・ファズマ役にゲーム・オブ・スローンズグェンドリン・クリスティー

シスに代わる指導者と噂されているスノークアンディ・サーキス

スノークに仕える司令官ハックス将軍役にアバウト・タイムドーナル・グリーソンたちが演じます。

 

そんな主要キャストたちがアカペラでスター・ウォーズのテーマを歌ってる動画があるので是非ご覧ください。


Jimmy Fallon, The Roots & "Star Wars: The Force Awakens" Cast Sing "Star Wars" Medley (A Cappella)

 ハリソン・フォード出番少なっ!!

 

新たなる壮大なサーガの始まりがどんな話になるのか、情報が制限されている中で、予想や噂を ほじくり返して気持ちを高めたまま、

 

いざ、感想です!!!
大きな核心には触れずネタバレします!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

だあーーーーっ!続編2年後とか待てません!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ざっくりとこんなあらすじでした。

帝国軍を倒し、勝利した反乱軍。
30年後、その立役者ルークが姿を消し、帝国軍から派生したファースト・オーダーなる新たな軍が彼を血眼で探していた。
新たなる脅威に対抗すべくレイアはレジスタンスを立ち上げ、その中で最も優れたパイロット、ポー・ダメロンを手掛かりがあると思われる惑星ジャクーへ向かわせる。
 
そこでポーは、手掛かりとなるルークの居場所が記された地図を手に入れるも、カイロ・レン率いるファースト・オーダーに見つかり、地図をドロイドのBB-8に託す。
だが、囚われの身になったポーは、レンのフォースの力によって地図の在り処を知られてしまう。
 
そこへ、トルーパー兵の中で命令に背いていたFN-2187という名のトルーパー兵が画策し、彼の脱走を手伝い2人はタイ・ファイターに乗って脱出に成功。
しかし、敵に被弾され2人は惑星ジャクーに墜落する。
 
一方その頃惑星ジャクーでは1人の少女が置き去りにされたスターデストロイヤーの中で部品を漁り売って暮らしている。
そこへ偶然BB-8を見つけ保護することに。
 
FN-2187は墜落したものの無事だったが、乗り合わせていたポーは姿が見えず行方不明に。
途方に暮れながら砂漠の中を歩く彼は、たどり着いた小さな町で、BB-8を連れている少女に出会う。
そこへ地図の在り処を持っているBB-8を探しにファースト・オーダーが現れ、彼らは逃げ回った先に見つけたミレニアム・ファルコン号に乗り、何とかその場を逃れることに成功する。
その船内で2人は自己紹介し合う。
 
 彼は、逃げ出した時にポーによって名付けられた名前、フィン、家族を待ちながら砂漠の中で暮らしていた少女の名はレイ。
2人の冒険が幕をあける。
 
 
 
 

まるでエピソードⅣを見ているよう。

オープニングのいつも通りのフレーズ、
遠い昔、はるか彼方の銀河系で
から始まり、おきまりのあの音楽!!
はい、一気に覚醒しました!
穴という穴が開いた瞬間でした。あー、オレ、スターウォーズの新作見に来てるんだー、と改めて実感した瞬間でもありました。
今年、名だたる続編の新作を見てきましたが、これに勝るものはないですよ、うん。
 
本編では、惑星ジャクーは、砂漠に覆われていてまるでルークが住んでいた星、タトゥイーンを思わせる場所でした。
夕日をバックに走るスピーダーバイクなんか最高でしたね。
それから現れるミレニアム・ファルコン号の登場からソロとチューバッカ!
歳を重ねてもアグレッシブに動くソロ、いつも通りにアザラシのように喘ぐチューバッカ。
あー、スターウォーズだよーT_T
他にも、デススターならぬスター・キラーの登場とその破壊力!それを破壊すべく突入するレッド中隊ならぬブラック中隊!
この流れもエピソードⅣの終盤を思わせるシーンだったし、
ソロが放った言葉、
何だか嫌な予感がするぜ」は、シリーズおきまりのフレーズ!
ゴミ処理場の件もエピソードⅣを思い出させてくれました。
他にもいくつかありますが核心ついちゃうんでやめときます。
 
 

キャラクターたちも魅力的

主人公のレイは、その眼力とまだ幼さの残る顔立ちに、ふと20世紀少年のカンナとか魔女の宅急便のキキのような、
素直で芯がある、秘めた勇気を持った女性だな、と感じました。
1人孤独に家族を待ち続けるという悲哀さも描かれながら、いざ敵に立ち向かう強さに惚れ惚れでした。
 
まだまだ謎は残ったままです。
なぜ彼女は苗字が明かされないのか?待っている家族とは誰なのか?
次作で明かされるんでしょうか?
 
 
 
個人的にはフィンが大好きです。観衆はきっと彼が1番わかりやすい人物になるんじゃないでしょうか
幼い頃からファースト・オーダーに入るしか道のなかった彼は、名前も与えられず訓練を受けたものの、一つだけ彼は守っていたことがありました。それは命を奪わないこと。
そして、ポーと一緒に脱走するわけです。
常に彼の中では逃るという選択しかありませんでしたが、周りの人たちに感化され目の前の恐怖に立ち向かうまでに成長します。
見た目がずんぐりむっくりな一見頼りなさそうなフィンですが、
ソロとの掛け合いもその純粋無垢な性格がにじみ出てて笑えるし、その反面でいざという時男になる彼はかわいくもありたくましくもありで楽しませてくれました。
 
彼もまた謎です。名もない彼はフォースを持ったジェダイなのか、それともファースト・オーダーに戻ったりするのだろうか。レイとの間に何か芽生えるのか。次作が楽しみです。
 
 
 
そして、カイロ・レン。
お爺ちゃんであるダースベイダーの暗黒面に心酔し、指導者スノークの下、ファースト・オーダーでハックス将軍と共に悪事を実行する彼ですが、
彼がダースベイダーと違うのは、まだ暗黒面に落ちてないところ。
ある存在が邪魔でそこから離れ、必死に悪の道を磨く姿は、なんか滑稽にも感じます。
他にも、あくまで憧れの身でありダースベイダーのように仮面がないと呼吸ができないわけでなく、何度か外して姿を見せるシーンもあります。
そこで彼が見せる表情がまた秀逸!
その姿は冷静沈着なものではなく、常に苦悩し、葛藤し続けている模様が垣間見えます。アナキンもそうでしたが、個人的にはこっちの方が醜い感じがありましたね。
こんなに人間臭い部分が見られる敵もなかなかいないんじゃないでしょうか
 
彼もまだ未熟な部分がありこれからどう
対等するのか、暗黒面に憧れたきっかけは何なのか、謎は残ってます。
因みにカイロ・レンは仮の名でした。それをある人物が素性と本名を明かしますが、劇場でご確認下さい。
 
 他にも、BB-8がクソかわいい!親指立てたグッドサインをアームとライターで表現することなんか萌えですよ!
 
キャプテンファズマ!出番少ねー!
 
ハックス将軍!まだキャラが立ってません。印象が弱いです。
 
マズ・カナタ!こちらも出番が少なかったですが、色々過去を知ってそうな立ち位置でしたね。
 
 
 

 監督の手腕

これだけスターウォーズ愛があり、オマージュを巧みに使い、旧三部作に沿った作りなのに全く新しいスターウォーズを作ったのがまず褒めたいところ。
ルーカスっぽいカメラワークではなく、あくまでJJの作品っぽく撮影してたのが1番の違いなのかな、と。
 
それでいて5分に1回くらいの割合で色々ぶっこんでくるのがまたいい!
映像と映像の間になんか子ネタ入れてきたり、ニヤッとするセリフ入れたり、バトルやらアクションやらとにかく何か観衆をはっとさせてくれる部分を入れてます。
飽きさせない作りなんでしょうか。
 
もちろん、空中戦も前のスターウォーズでは見られなかった角度から見ることができたり、ライトセーバーでの戦いでは夜の雪の中でのライトセーバーの光のコントラストの美しさも素晴らしいし、派手なものでなく大袈裟なまでの剣と剣とのぶつかり合い!
もう足したり引いたりをあえてやっちゃう感じが小狡い!
 
 
 
 
 
 
アナキンからルーク、そして、レイへとライトセーバーが受け継がれていくのと同じように、
ジョージ・ルーカスからJJエイブラムスへとそのバトンは受け継がれ、
そんな繰り返される歴史の証人になった感覚です。
生きている間は我々もこの物語に組み込まれてるんじゃないか、と思わせる感動の嵐でした。
 
まだまだ謎が多い作品に次作もスピンオフ作品であるローグワンも楽しみで仕方ありません!

満足度 ☆☆☆☆☆☆☆★★★7/10